所在地:豊田市野口町(豊田市街地からクルマで30分ほど)
この神社は延長5(927)年にまとめられた延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)に記載があり、このあたりでは最も歴史のある神社で、猿投神社とともに「加茂七座」のひとつに数えられています。
(この紹介は石野コミュニテイ会議編集の「歩こまい石野の路」を参考にしました。)
この神社のある野口町は著名な童謡詩人である野口雨情(うじょう)の先祖ゆかりの地でもあります。このことについては、「野口雨情ゆかりの地」の項をご参照ください。境内にはゆかりの地であることをしめす石柱が建立されています。
境内には樹齢100年以上の豊田市指定の名木「コウヨウザン」が生えています。もともと暖かい地方(中国や台湾)の原産ですので、珍しい樹木としてここに植えられたものではないかと思われます。 葉は平たく先がとがっていますが痛くありません。名は「広葉杉」の音読みから出ています。
(コウヨウザンに関する説明は豊田市自然愛護協会の著した「豊田の名木」を参考にしました。)